YURiKO JOHNSONバースデープレゼント企画

食卓が一瞬で「ハワイ」になる魔法の食材(3)

~コナコーヒー~

 

私の住むハワイ島コナは「コナコーヒー」の産地です。
 
ブルーマウンテンと並んで世界最高と言われるコナコーヒー。
ほんっっっとうに! 美味しい
私たち夫婦は旅先にも必ずいつものコナコーヒー(豆)を持っていくほどです。
 
コーヒーの豊かな香りは、 人の心も豊かにしてくれますね。
 
しかし、植物であるコーヒーが「飲みもの」となるまでには、気が遠くなるような手間がかかってるんです。知れば知るほどありがたみも増すし、丁寧に淹れて飲みたいなと思うようになりました。
 
今日は、そんな背景や、お好みのコーヒーを選ぶTipsも合わせてお伝えしますね☆

 
 

コナスノーのあとにコーヒーチェリーが生る

 
茶褐色で苦味のあるコーヒーですが、 毎年2月ごろから断続的に、白くて可憐な花を咲かせます。しかも、コーヒーのイメージとはかけはなれた甘〜い香り
 
そのあとに緑色の実ができて、熟すとサクランボのような赤い実になるので「コーヒーチェリー」って呼ばれます。
 
 

「コーヒーチェリー」


 
ちなみに、コーヒー畑一面に可憐な花が咲くと、うっすら雪が積もったように見える(?)ので、「コナスノー」(^^)
 

「コナスノー」


うちの庭にも、数本コーヒーの木があります(友人のコーヒーファームから1本だけもらった苗木から種(コーヒー豆)をとって、自分で増やしました)。
今は花の時期もほぼ終わり、緑色の実がかなり膨らんでいます。収穫できるのは、10月頃。こんなに時間がかかるなんて、自分で育てるまで知りませんでした。
 
 

淹れ方いろいろ

 
下の写真は、我が家のコーヒーステーションです。
見慣れないものがいろいろ写ってるかもしれませんが…あ、カップはいずれも備前焼です(^^)
 
 

 
グラインダーで豆を挽いたあと、ペーパーフィルターでドリップ…もいいのですが、うちでは普段、(コーヒー豆が見えてるグラインダーの右手前)でコーヒーを淹れてます。
 
フレンチプレスとは、よくティールームなどで紅茶を頼むとガラス製の縦長のポットに入れて出てくれる、アレです。カップに注ぐ前に茶葉を底の方に押す、アレね。同じ要領でコーヒーに使います。
 
ドリップ式ではコーヒーの粉にお湯を通すイメージですが、フレンチプレスだとお湯にどっぷり浸す(3〜5分)わけで、コーヒーの成分がより多く抽出されます。同じコーヒーでも、入れ方によってお味が変わりますね。よかったらやってみてください(^^)
 
保温性に優れたフレンチプレス(350ml)
 
 
「ベイリーズ」で 大人のコーヒーに

せっかく美味しいコナコーヒーなので、ブラックでじっくり味わいたいところですが、アイリッシュクリーム「ベイリーズ」で大人のコーヒーにするのも超オススメ。文字どおりクリームで、しかも甘いけれど、リキュールなので大人の味になります。もうこれ、キケンなくらい美味しいです!私は1杯目はベイリーズで、2杯目はブラックです(^^)
*未成年の方は、成人するまで待ってください。
 
 ベイリーズは、こちらでポチッとできます

 

コーヒーの「種」が「豆」になるまで

自分で飲むコーヒーくらいは庭で栽培できたら素敵だな、と(安易に)思ってました。
が、自分で育てて収穫したはいいけれど、その後の工程と作業にかかる時間と手間と言ったら!手作業ではとてもムリとなって、恥ずかしながら途中で中断してます(^^ゞ
ここではその過程を手短にご紹介しますね。

種は(普通)ふたつ

コーヒーチェリーの皮をむくと、ごく薄いゼリー状の果肉(甘い!)のなかに、通常ふたつ種が入ってます。コーヒー豆の方がわが平たいのは、こういう形で実に収まってるからですね。 右端の大きなチェリーには、3つ入ってました!これを一晩水に浸して発酵させます。

ここからが大変;;

 発酵後、ヌメリを洗い流してから乾燥。2週間くらいでしょうか(写真)。ここから、薄皮を剥ぐと(手作業ではムリ!永遠に時間かかります!)緑色の生豆が出てきて、それをロースト(焙煎)して「コーヒー豆」となります。

   

焙煎(ロースト)とカフェイン、酸味の関係

コーヒーによって、酸味が強いものとそうでないものがありますよね。それは豆の煎り具合が違うからなんです。また、カフェインの量も煎りの深さによって変わります。
そこで、ローストと酸味、カフェインの関係を下にまとめました。
(煎り具合には、いろんな呼び方がありますが、代表的な呼称を挙げています。)

ミディアムロースト
(浅煎り/シティローストetc.)

酸味が強く、カフェインも多い

ダークロースト
(深煎り/フレンチローストetc.)

酸味が弱く、カフェインも少ない

 

 

コーヒーを買うときのヒント

いざコナコーヒーを買おうと思っても、たくさんの種類が出回っていて、どれを買ったらいいのか、わからなくなってくるんですよね。。
そんなときにぜひ参考にしていただければと思います(^^)

その1…「ブレンド 」vs 「100%」


希少で高価なコナコーヒー。買うときはよくラベルを確かめてくださいね。10%しかコナコーヒーが入っていなくても「コナコーヒー」として販売OKなんです。リーズナブルでも、90%はよそから来たコーヒー、それもどこのコーヒーかわからない…というのは残念な気がします。もちろんお好みですが、同じ買うのなら100%コナコーヒーを、個人的にはオススメしています(^^)
 

その2…「豆」 vs 「挽き(粉)」


サッとすぐに使えて便利なのは、断然「挽き(粉)」。ではなぜ「豆」でも売ってるのか?いつも買ってるコーヒーファームの奥さんによると、皮をむいたリンゴが酸化で茶色くなるように、コーヒーも挽いておいておくと酸化してしまうとのこと。新鮮さにこだわるなら、豆ということですね。
コーヒーミルは電動が楽ちん
 

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豆/粉、焙煎度合も選べます(^^)